コウキと、新たな世界を覗き見デート

“冬×デート” って、女の子にスポットライトがあたりがち。

たしかにこの季節、街中で見かける彼女たちは他の季節と比べても煌びやかで、ついつい目がいってしまう。

でも、たのしいデートはいつだって2人の共同作業。 男の子だってあの子の笑顔を見たいがために、一生懸命にお店を調べたり、いつもより身だしなみに気を遣ったりと、準備にぬかりはないんです。

雑誌やSNSで、ときには街を練り歩いて。日夜情報収集を怠らない、誰かを想いひたむきに頑張る男の子たち。今回はそんな彼らのために。

僕らの友達である3人の男の子たちに、彼らが考える冬のデートプランを教えてもらったよ。

場所だけじゃなく、身だしなみ、女の子への気遣いなど、デートに必要なこともぜひ参考にしてくれたら嬉しいな。

とはいえ一番大切なことは、誰かを “好き” だと思うその純粋な気持ち。どこへ行くのか、何をたのしむのかも大切だけど、気持ちは態度にも行動にも出ると思うから。

「あの子の笑顔が見たい!」

そう思うまっすぐな君の表情も、彼女にとっては見たかったあの笑顔なんだ。

 

3人目 加藤康輝(カトウ コウキ)

3人目はコウキ。大学院に通いながらモデルとして活躍する彼は、モードなアイテムの着こなしがピカイチ。切れ長の目とスラリとした出で立ちも相まってクールな印象だけど、朗らかな人柄でアニメ好きという一面も。

今回は、中央線沿いに住む彼が特に好きだという吉祥寺を中心に、おすすめのスポットを教えてもらったよ。

 

中野駅で待ち合わせ

「話す前の印象と違った!」

インスタグラムにあげる写真のイメージに引っ張られてか、僕は初めて人と会ったとき、そう言われることが多い。

たいていの人はクールで無口な人間だと思っているようだ。決して悪い印象ではないけれど、せっかくなら自分がどんな人なのか知ってほしいと思う。

というわけで今日は僕の素顔を知ってもらいたく、彼女と共に中野ブロードウェイへ。実は、大のガンプラ好きな僕。掘り出し物がないかと暇さえあれば訪れるんだけど、ついつい長居しちゃうんだよね。

「お待たせ!」と、手を振りながら元気にやってきた彼女。今日は、僕の “好き” を紹介していくよ。

中野サンモール商店街のグルメに目移りしつつ、その奥にあるお目当ての建物へ。さっそく中に入ってみようか。

初めて来る彼女は、自分の知らない世界に興味津々。どんな場所でもこうして楽しんでくれる、彼女の好奇心旺盛なところがいいんだよね。

「これ、すごい高い! なんで?」と、プレミア価格がついたおもちゃにびっくりする彼女。「これは何年ものでね…」と自慢げに説明する僕。こういうときに、培ってきた知識がずいぶんと役に立つ。おっと、得意分野だからついついしゃべりすぎてしまうけど、ほどほどにしておかないとね。

当たり前すぎてなんとも思わなくなっていたことも、その世界を知らない人と共有することで、改めて面白さを確認できる。

僕にとって、彼女のピュアな質問はとても新鮮。たまにはこういう風に、相手が知らない自分の “好き” をプレゼンするのもたのしそうだ。

そして中野ブロードウェイといえば、やっぱり『デイリーチコ』のソフトクリームを食べないと! 最大で8段まで重ねられるんだけど、ここは我慢して半分の4段に。

「はい、チーズ!」

写真が好きな彼女は、こうやって事あるごとに僕の写真を撮ってくるんだ。でも、日々増えていくLINEアルバムの写真を見ると、愛を感じてとっても嬉しい。

2人で2つずつ、好きな味を頼んだ僕たち。

「思ったよりパステルカラーだね(笑)」

「かわいいからいいじゃん!」

なんてやり取りをして、さっそく1口。

「美味しい~! 甘いもの最高!」

美味しいものを食べたときのその笑顔が好きなんだよなあ、なんて思いつつ僕も食べ始める。

「どの味が好きか、せーので言おうよ! せーの!」

「バニラ!」「ココナッツ!」

「えー、絶対ココナッツだよ!」

「いやいや、分かってないな~(笑)」

なんてやりとりがたのしくてさ。少女漫画だったらここで答えがぴったり合うんだろうけど、こういうふざけあえる関係性が絶妙で心地良い。

中野ブロードウェイに来たら、ぜひ一緒に食べてみてね。ディープな中野を十分に満喫したら、次に向かうのは吉祥寺!

 

お気に入りの喫茶店で

中央線に揺られること10分、吉祥寺の賑わう駅前を通り過ぎて、井の頭公園方面へ。多くの人が行き交う駅前の雰囲気も好きなんだけど、デートのときはゆっくり話せる場所がいいよね。

そんなときにぴったりなのがここ『武蔵野珈琲店』。老舗の喫茶店でありながらどことなく洗練された佇まいなんだ。

ずらりと並ぶコーヒーカップが目にも楽しいカウンターもいいけれど、僕のお気に入りは店内の奥、通りが見える角の席。吉祥寺で落ち着く場所No.1、って勝手に命名。

「良い雰囲気! ゆったりしてて落ち着く~」

カフェ好きの彼女も気に入ってくれたみたい。少しお腹が空いたから、軽くご飯でもたべようか。

「え、プリンがある! 絶対食べたい!」

ここでコーヒーとプリンを頼むのがお決まりなんだよね、って言う前に、メニューのなかからめざとくプリンを見つけてしまう彼女。好きなものを見つけると、分かりやすく目を輝かせる。そんなところもかわいくて。

もう1品は、2色のジャムのビコロールサンドをオーダー。

「さっきアイスを食べたのに、また甘いものばっかり!」

そうつっこみながらも注文してしまう甘党の僕らは、自分にも甘いみたいだ。

コーヒーとスイーツ、そしてゆったりとした時間が流れる店内。のんびりおしゃべりをたのしみながら、幸せなひとときを噛みしめる。

 

井の頭公園を歩いて

少し休憩をしたあとは、通りを歩きながら井の頭公園へ。定番とは思いつつ、やっぱり吉祥寺デートにこの公園は欠かせない。何をするわけでもない。2人で歩く時間が、忙しい日常を癒してくれていると思う。

「公園内にもカフェがあるんだよ。寒いしなにか飲む?」

園内にある『ブルースカイコーヒー』で、ドリンクをテイクアウト。さっきはコーヒーを飲んだから、次はカフェラテにしようか。温かい飲み物があれば、冬の公園散歩もたのしくなる。

「あのワンちゃんかわいい!」

「ほんとだ! 将来はペットを飼いたいね」

なんて、道ゆく人を観察しているだけでも話は尽きないから、公園デートは僕の鉄板。

 

行きつけのお店で

あっという間にもう夕方になった。日が落ちれば、頭のなかは夜ご飯のことでいっぱい。今日は僕の行きつけのお店『PANORAMA KITCHEN』(パノラマキッチン)を予約した。

「いらっしゃいませ!」

いつもいつも、スタッフさんの挨拶が心地良いんだよな。まずはワインを選ぶんだけど、詳しいことが分からない僕。数種類のおすすめを教えてもらうのがルーティンだ。

「これ美味しそう! でも、こっちも捨てがたい…」

「じゃあこっちにしようかな! 一口飲んでみる?」

魅力的なラインナップに悩みながらも、1杯目を選んで乾杯。

乾杯をしたら料理を選んでいくわけだけど、毎回魅力的なメニューばかりで頭を抱えてしまう。

悩む僕らに、「せっかくなので、旬のぶりを使ったお料理はいかがでしょう?」とスタッフさんからの助け舟。合わせたかのように同じタイミングで「お願いします!」とオーダー!

仕上がっていく料理を見ていると、食欲はひたすらに増すばかり。店名の通り、キッチンから全体が見渡せるお店の造りもおすすめポイント。

料理の過程が目の前で見れるから、「あのお肉美味しそう」「あのパスタもすごい!」なんて、注文の参考にしてみたり。

「お待たせしました」

キッチンからシェフが直接届けてくれる1品目は、ぶりのレア焼き。脂の乗ったぶりに、金柑とタルティーボ、そしてピスタチオのトッピング。素人では到底思いつかないこの組み合わせ。

高揚感に包まれながら、1口ひとくちを食べていく。こういうワクワクを常に提供してくれるところが、ここに通ってしまう理由の1つ。

そしてメインは<牛フィレ肉の網焼き>、パスタは<ラグー・ボロネーゼ>を注文。

見事なまでにテキパキと進んでいく料理のプロセス。

彼女も携帯はそっちのけ、シェフの手さばきに目を奪われているようだ。

仕上げにブラックペッパーをかけてアクセントに。

牛肉100%のラグー・ボロネーゼは、赤ワインと香味野菜でじっくり2日間煮込むんだとか。

噛むたびに、牛肉の旨味としっかりと染み込んだソースの味が口の中で狂喜乱舞。ああ、これだけでいくらでもワインが飲めそうだ。

「こちらが牛フィレ肉の網焼きです。千葉県の農家さんから仕入れた有機野菜を使っています。畑の見学にも行って、自分たちの目で選んだ自慢の食材なんですよ」

黒いお皿に映える綺麗なピンクのフィレ肉は、ナイフがスッと入っていくほどの柔らかさ。ゴルゴンゾーラに生クリームを混ぜ合わせたソースを絡めれば、最強コンボの出来上がりだ。

「あの…美味しすぎて幸せです」

美味しいものを口にすると、ついついスタッフさんに感動を伝えてしまう彼女。でも、このこだわりを見ていると気持ちを伝えたくなるのはよく分かる。

さあ、ラストはお店名物の<パンナコッタ>を注文。

お昼にアイスとサンドイッチ、そしてプリンまで食べた僕らだけど、甘党としてスイーツを食べずには帰れない。

「すっごいプルプル!」

来た次の瞬間にはムービーを回し始めていた彼女、さすがすぎます。

「たのしーい! 持って揺らしてみて!」

言われるがままにパンナコッタとのツーショットを撮られる僕。最近はどんなポーズをしたらいいかを心得てきた、気がする。

お返しにと言わんばかりに、「あーん」。ちょっと恥ずかしいけど、「ん~、最高!」とほころぶ笑顔を見ていると、僕も嬉しくなってしまう。

ここだから味わえる感動と、大切な人を連れていきたくなるホスピタリティー溢れるお店の雰囲気。デートの〆に、120点満点だ。

 

吉祥寺駅の改札で

幸せな気持ちとほどよい酔いに包まれながら、最後は改札でバイバイ。今日もいろんな話をして、美味しいものを食べて、たくさん彼女の笑顔を見れて。

名残惜しそうな彼女の表情を笑顔で見つめつつ、何気ない幸せを噛みしめる。次は君のどんな笑顔が見れるのか、今からたのしみにしてうちへと帰ろうかな。

 

あの子を想い頑張る男の子たち

それぞれの色が出た、三者三様のデートプラン。みんなの目にはどう映ったかな? 古着屋に公園、はたまたカルチャースポットまで。訪れる場所は違えど、3人に共通するのは “等身大の自分” を見せること。

僕らがあの子の自然な笑顔を見たいように、あの子達も僕らのそんな笑顔を見たいはず。たまには背伸びもいいけれど、ありのままの君の笑顔が、デートを素敵な時間にする一番のポイントなんだと思う。

春が近づく冬の暮れ。大好きな恋人と、気になるあの子とどこへ行こう。

「あの子の笑顔が見たい」

そう思う気持ちがあるならば。きっと、まるで満開の桜のように、あの子の最高の笑顔が見れるはずだ。

 

僕らの友達について

■加藤康輝(カトウ コウキ)

 Instagram:@koki_kato

 

 

今回のデートプランをマップにまとめたよ。

今回の記事で訪れたお店をGoogleマップにまとめました。あの子とのデートに、よかったら使ってみてね。

Googleマップはこちら

 

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1記事目:ユウスケと、古着屋巡り&食べ歩きデート

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今回訪れた場所はこちら

■中野ブロードウェイ

アニメ、漫画、プラモデルなどを中心に、館内に300もの店舗を構えるサブカルチャーの聖地。生鮮食品や軽食を販売する店舗もあり、サブカルチャー好きだけでなく、幅広い層がたのしめるんだ。

住所:東京都中野区中野5-52-15

公式サイト:nakano-broadway.com

※営業時間や定休日などは上記公式サイトのご参照をお願いします。

 

■武蔵野珈琲店

1982年から続く老舗の喫茶店。アンティーク調の店内は、夜の雰囲気も良い。お笑いコンビ『ピース』の又吉さんも行きつけなんだとか。

住所:東京都武蔵野市吉祥寺南町1丁目16-11 荻上ビル2F

公式サイト:oishicoffee.com

※営業時間や定休日などは上記公式サイトのご参照をお願いします。

 

■ブルースカイコーヒー

井の頭公園内にあるコーヒースタンド。自家焙煎のコーヒーは、散歩のお供にぴったり。青と水色が印象的なカップと、かわいいラテアートが人気。

住所:東京都三鷹市井の頭4-1-1 井の頭公園内

Instagram:@blueskycoffee23

公式サイト:blueskycoffee.jp

※営業時間や定休日などは上記Instagramや公式サイトのご参照をお願いします。

 

■PANORAMA KITCHEN(パノラマ キッチン)

店名の通り、オープンキッチンでライブ感のある調理風景をたのしむことができるイタリアンレストラン。その日その日で旬のものを仕入れたメニューは、素材の味を最大限に引き出している。ホスピタリティーあふれるサービスは、記念日利用にもおすすめ。

住所:東京都武蔵野市吉祥寺本町1-26-1 JK吉祥寺ビル

Instagram:@panoramakitchen_kichijoji

※営業時間や定休日などは上記Instagramのご参照をお願いします。

 

※撮影時のみマスクを外しています。また、アルコール消毒、三密の回避、検温等、新型コロナウイルス感染症対策を徹底したうえで取材を実施しています。

※政府の緊急事態宣言を受け公開日を変更とさせていただきました。コーディネートは冬の装いとなっていますが、春のデートにもふさわしいプランになっていると思います。ぜひ参考にしてみてね。

 

記事の創り手について

■サカモト タクミ - 取材・執筆

服や音楽、キャンプにバイク、興味のあるものは数知れず。“好き” と “知りたい” の幅だけ人生はたのしくなる、そう考えています。読者の方にもそう感じていただけるよう、自分が好きと思うものはとことん、まだ知らないものははじっくりと、人生が豊かになるような記事を自分の言葉と感性でお伝えしていきます。

Instagram:@sktt99

 

■シュン - 撮影・編集

チトセの代表と編集長、カメラマンを務めています。“僕らがたのしく生きるために” をテーマに、親しい友人から話を聞いているような、そんな等身大のメディアを目指して。「楽しいから楽しむのではない。楽しむから、楽しいのだ。」という言葉を大切に日々を生きています。

Instagram:@shun_booooy

 

 

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