【ハローさんのプレイリスト 21年5月】うららかな春、音楽の花束を

僕らが過ごす時間のなかで、音楽は暮らしを豊かにしてくれる欠かせない要素の1つだ。

楽しいとき、悲しいとき、コーヒーを飲むとき、運動をするとき。色々な気持ちやシーンに音楽は寄り添う。

その1つひとつにぴったりと合った曲を聴くことができたら、その時間はもっと有意義で、豊かなものになるんじゃないかな。

けれど、星の数ほどある音楽のなかからぴったりの曲を見つけるなんて至難の業なんじゃないか…?

そんな僕らに、シーンに合った音楽を教えてくれるのがハローさんだ。

インスタグラムで数々の音楽を紹介している彼は、そのセンスと音楽への愛情で魅力に溢れた素敵な選曲をしてくれる。

さあ、今回はどんな曲に出会えるんだろう。さっそくハローさんに教えてもらおう!

 

最下部に今回のプレイリストを載せています。ぜひ最後までたのしんでくださいね!

 

 

21年5月「うららかな春、音楽の花束を」

みなさんこんにちは。今月も気分なプレイリストを作成することができました!

題して『うららかな春、音楽の花束を』

花の名前縛り! 花束として見た目はゴテゴテかもしれないけど、音楽の花束としては、世界の花を集めた華やかでここでしか味わえないものとなりました。

コンセプトはいつも思わぬところからやってきます。毎回担当のさかもっちとミーティングをするのですが、今回の打ち合わせ場所は代々木上原の『終日one』というビアバー。

花屋さんが併設されて、座っていた席も花に囲まれた素敵な空間。そんなところから着想を得た今月のプレイリスト、ぜひお楽しみください!

 

1.  勿忘 - Awesome City Club

のっけからトレンド曲! と思ったそこのあなた。気持ちはわかる。

ただ、サビまでの道のりのかっこよさに耳を傾けて聴いていただきたいんです!

チトセ読者の皆様のみならず、特にSNSネイティブの方で知らない人はいない、日本に旋風を巻き起こした「はぁるのか〜ぜ〜を〜」の名フレーズ。

でも、ちょっと待って。鍵盤と共に祈るような音のAメロ、ちょっとジャリっとしたノイジーなドラムがBメロで入ってきて、サビの前でトリッキーに二拍子が入って。

フィーチャーされたサビ以外の部分を意識して聴くことで、今までよりもっとサビの良さが胸に染みてくると思いますよ〜。

 

2.  Forget Me Nots - Patrice Rushen

勿忘草は英語で「forget-me-not」

ドイツの若き騎士ルドルフは、恋人と花を摘みにドナウ川を散策していたところ誤って濁流に飲み込まれて亡くなってしまいます。

渾身の力を尽くして岸に花を投げ、「私を忘れないで」という言葉を残したことから、その花の名は和名でも洋名でもその意味を宿したものとなりました。

サンプリングされまくりのファンキーな大名曲は、少しさみしい歌なのです。

 

3.  Violeta - IZ*ONE

「忘れないで!」といえば、先月をもってひとつのグループの活動が終了してしまいました。それが韓国のアイドルグループ『IZ*ONE』。

AKBグループのメンバーも参加するという革新的なユニットで、日韓ともに人気があった同グループ。

韓国は毎週アイドルグループが生まれる 、 “戦国時代” なんかじゃきかないくらい、厳しい世界。その逆も然り、契約社会なので契約満了に伴い解散、次のサイクルに向け再契約…などなど恐るべき新陳代謝が行われています。

人気があっただけに解散が惜しまれているグループの、品のあるダンスミュージックをどうぞ。

 

4.  サルビア - 壱タカシ

チトセプレイリストの個人的なテーマの1つに、ニューカマーをこっそりと数組選出させていただいているんです!

今回の素晴らしきニューカマーは、シンガーソングライターの『壱タカシ』さん。音楽の仕事をずっとされていますが、壱タカシ名義でアウトプットされたのは、ここ数年の話。

柔らかく味のある歌声と、唸ってしまうようなメロディーのとり方。特にラテンの色濃い〈サルビア〉は、個人的にかなりツボでした! ぜひみなさん注目してくださいね!

 

5.  桜の森 - 星野源

イントロからワクワクさせてくるってすごいよな〜。

ラテンのナンバーを引き継ぐのは我らがGEN HOSHINO!! 

この楽曲、どこか官能的な匂いがしますが、それ正解! 本人が解釈のひとつとしてエロ、ジャパニーズスケベという正解を提示してくれています!

春のキャンペーンソングにタイアップされるんですが、作る側も選ぶ側もあっぱれすぎる(笑)。クラシカルなダンスミュージック、最高に踊れて大好きです!

 

6.  chamomile - atlas

カモミールは体の温まるハーブとして、ずっと愛されています。そんなリラックスできる一曲。

アメリカのラッパー『atlas』は完全にインターネットを主戦場としていて、表に出るというより、サウンドクラウドなどに作品をドロップして人気を博しているのです。

ギターの音色に合わせてゆらゆら聴くのが心地いい彼の音楽。欧米でも、チルミュージックと呼ばれているんだって。

 

7.  FLOWERS - WONK

このプレイリスト企画で『WONK』は初めての登場かも!! ハッピーが溢れてしょうがない10カ月ぶりの新曲です!

JAZZを根っこにもつWONKが放つ、ハレルヤなゴスペルの要素をたっぷりと孕んだ一曲。WONKがクールな印象を持たれてる方にとっては、なおさら幸せな一曲に聴こえるかも。

そんなこの曲のテーマは “エール” 。緊急事態宣言が発令されてしまいましたが、この曲が寄り添ってくれるといいなと思いつつ、今日も聴きたいと思います。

 

8.  Day Off - DAISY

ぶりっぶりなベースから始まって、遊び心たっぷりなピアノが絡んできて、ソウルフルなボーカルがやってくる、イントロから最高の流れ。

今回のプレイリストは花束といえどオーガニックな路線ではなく、ジャジーでブラックな遊びの効いたビートが多めになっております!

花の名前は曲名だけではなく、アーティスト名やバンド名になることも。LAからやってきた、ボーカルのデイジーを中心としたソウルフルなバンド。ぜひMVを見ていただきたいな〜。

 

9.  アロエの花 - 大比良瑞希

「数年後にも聴きたくなるJ-POP」を目指して作られたそうなのですが、その意図通りここ3年くらい聴きっぱなしの大名曲。

雨の日だって晴れの日だって、どんなシーンにも馴染んでくれるんです。コーラスもメロディも声もリズムも、もうすべてが心地いいの一言に尽きます。

 

10.  金木犀 - アイナ・ジ・エンド

どんな努力をしたって手に入れることのできない、唯一無二の声質。ぐっと近寄るように感情に訴えかける表現。アイドルの概念をポジティブな意味で壊し続ける『BiSH』のメンバー『アイナ・ジ・エンド』。

アイドル活動に加え、3日に1曲を目標に楽曲を書き上げる表現者としての努力とその才能は誰もが認めていて、今作のプロデュースはあの亀田誠治さんが担当。アルバムまるっとぜひ!!! サビの終わりのメロディーの音。狙った不安定な部分が最高なんです…。

 

11.  Girassol - Nanasai

好きな花の一つであるひまわりを、好きな国ブラジルの言葉(ポルトガル語)で検索したところから偶然出会えた一曲。(この企画のおかげ、チトセありがとう!)

燃えるようなオレンジの陽が落ちていく光景が目の前に広がるような、ブラジルのlo-fiヒップホップ(音源はジャズを中心とし、レコードノイズの音や意図的にヨレたリズムをもつジャンルがそれはもう、素晴らしくいいんです。

ポルトガル語は日本人の耳に違和感なく入る言語の一つなんですって! メロウな気分をどうぞ〜。

 

12.  Jasmine - DPR LIVE

歌がセクシーで上手で、ラップのフロウもめちゃくちゃ気持ちいいってどういうことだ…。前の曲と繋いで、揺らめくギターのメロウなヒップホップといったら、韓国の音楽は外せないのです。

ちなみに『DPR』というのは韓国のクリエイター集団。その中にラッパーが1人所属していて、彼の名前が『DPR LIVE』。メンバーは必ず名前の前にDPRの冠がつく形なんです。

その世界観は映像作品だけではなくインスタグラムにも広がっておりますので、ぜひ検索してみてください!

 

13.  Sunflower - Rex Orange County

最後は太陽が輝くように明るく、前向きな恋の歌。

どうしても恋の歌って名曲はさみしい内容が多いんです、毎度プレイリストを組むときの悩み(笑)。 

この時の『Rex Orange County』こと、Alex O’Connorの少しやんちゃな歌いっぷりとメロディーが堪らない。この楽曲から大ブレイクを果たします。

加えて、チトセ読者の皆様のなかに、彼が着ている〈Golf Wang〉という、タイラーがプロデュースしているアパレルブランドがツボな方がいる気がしています! ファッションも併せておたのしみください。

 

14.  ミモザとコーヒー - ノンブラリ

緊急事態宣言の発令を受けて、最後の最後に追加を決めた一曲。

ときどき鳴らして、この曲と共に過ごそうと思います。踏ん張るぞ〜!

 

プレイリストが僕らの暮らしを彩っていく。 

apple musicのプレイリストはこちら

ハローさんのプレイリストを100%たのしむポイント、それは “シャッフルせずに最初から聴く” こと。

曲の終わり方も含めた “繋ぎ” を大事にして、全体の流れを考えて作ってくれている。

音楽のたのしみ方に、“文脈” があることを感じながら、ぜひ1曲目から味わって聴いてみてほしいな。

来月はどんな曲に出会えるんだろう。新たな音楽に触れることができるその日を楽しみに、今日も1曲1曲を味わおう。

 

僕らの友達について

■ハロー

インスタグラムとテレビ番組を中心に、国境も時代もジャンルも飛び越えて、あなたにぴったりな音楽を紹介しています。チトセ読者のみなさまへ、ばちっとハマるようイメージを次々と膨らませつつ、逃さないようにと、とてもたのしいひとときでした! プレイリスト作りは、曲順にストーリーや意味合いが込められるのがとても楽しいところ! ぜひコメントと合わせてどうぞ。

Instagram:@hello_musiikki

 

 

記事の創り手について

■サカモト タクミ – 取材・執筆

服や音楽、キャンプにバイク、興味のあるものは数知れず。“”好き” と “知りたい” の幅だけ人生は楽しくなる、そう考えています。読者の方にもそう感じていただけるよう、自分が好きと思うものはとことん、まだ知らないものはじっくりと、人生が豊かになるような記事を自分の言葉と感性でお伝えしていきます。

Instagram:@sktt99

 

■シュン - 編集

チトセの代表と編集長、カメラマンを務めています。“僕らがたのしく生きるために” をテーマに、親しい友人から話を聞いているような、そんな等身大のメディアを目指して。「楽しいから楽しむのではない。楽しむから、楽しいのだ。」という言葉を大切に日々を生きています。

Instagram:@shun_booooy

 

 

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