DAY COFFEEで見かけた、それぞれの過ごし方。

住宅街とオフィス街、住む人と働く人、暮らす場所と通う場所。

東急目黒線・不動前駅からは徒歩5分、JR目黒駅からは徒歩15分。喧騒から少し離れた一角に新たなコーヒーショップがオープンした。

名前は『DAY COFFEE』(デイ コーヒー)。自然光が差し込む店内は、一日を通して年齢や職業を問わず様々な人が足を止める空間となっている。10月1日のオープン早々、立ち寄る人が続々と。

オーナーのダイキは、人懐っこい関西弁の語り口が印象的。店内は、彼の人柄をそのまま表したような開放的で穏やかな雰囲気が、コーヒーの香りとともに満ちている。

さて、今回取り上げるのはそんなDAY COFFEEのある日について。訪れた人たちそれぞれの過ごし方を追ってみた。

 

DAY COFFEEのある日

近隣で働く人、住む人、通りがかった人、お店を訪れる人のシチュエーションはそれぞれだ。たとえばこの日、こんな人たちが訪れた。

 

1. キョウヘイ 

DAY COFFEEから徒歩圏内の場所に住むキョウヘイ。ここには、毎日のように訪れる常連の一人。

この日もフラッとやってきて、“いつもの” アメリカーノを注文した。

「あれ? 豆変えた?」

カウンター越しにする些細な会話からも、キョウヘイにとっていかにここが安らぐ場所なのかが伝わってくる。

仕事が在宅ワークということもあって、当初は仕事場としても利用していたとのこと。

店内奥のハイチェアが固定席、朝から晩までコーヒーと共にデスクへ向かう。最近ではより気楽に、休憩がてら来ることが増えた。

窓際の席、季節の移り変わりや陽の向きを感じられる場所で。カウンターを挟んで、ダイキと他愛もない話に花を咲かせる。

仕事から距離を置き、身体を伸ばして深呼吸。既にDAY COFFEEは、キョウヘイの暮らしのリズムを整えるうえで欠かせない存在になっている。

 

2. ケイスケ

中目黒のサイクルショップで働くケイスケはこの日、自慢のカスタムバイクで颯爽と登場。

川沿いの遊歩道は散歩やサイクリングにも最適。特にこの季節は、都心にしては珍しい広い秋空を存分に味わえる。

仕事が休みだったこの日。目黒川付近をサイクリング中、偶然見つけて立ち寄ったんだって。

壁一面が窓になっていて店内の様子が分かるので、訪れるのが初めてでも入りづらさを感じない。

カウンターのメニューを見て、どれにしようかと考え中。ケイスケの視線の先には、ボトルに入ったみかんジュースが。

「あ、それ。僕の地元が和歌山で、ご当地のみかんジュースを置いてるんです。美味しいですよ」

たとえ初対面でも、なぜだか出身地の話は盛り上がるよね。今後は季節の和歌山産フルーツを使ったスイーツも提供予定なんだとか。

悩んだケイスケは、ダイキに相談。苦味がなくてフルーティーなコーヒーがお好みとのことで、今回はエチオピアに。

少し肌寒い晩秋の風が吹く頃、かじかんだ手をホットコーヒーで温めながらしばし一休み。

ふらりと立ち寄れる店の雰囲気は、ケイスケにもハマった様子。職場もそれほど遠くないし、今度は遅番の日にも来てみようかな。

いつも通う街が少し面白く感じられる、たまにはそんな休日もいいね。



3. ユアン

ユアンはこの日、目黒美術館で開催中だという展示を見に来たそう。

中目黒や祐天寺にはよく訪れるけど、目黒駅周辺や不動前までは足を延ばしたことがなかったんだって。

少し疲れたので、腰を落ちつけてのんびりコーヒーブレイクを。ほんのり酸味の効いたチーズケーキと、滑らかな口当たりのラテ。

定番の組み合わせなら、初めてのお店だって間違いない。

さて、建築やデザインが大好きで、祐天寺の『SEIN』(セイン)がお気に入りというユアン。DAY COFFEEのインテリアにも興味津々のようだ。

あまり来ない街で、ふと思いつきで立ち寄ってみるカフェ。そこがどんな場所かで、一日の満足度が違うよね。

 

いいコーヒーといい店、いい日

近過ぎず、遠過ぎず。立ち寄る人誰もが思い思いの時間をたのしめる距離感。そんなあり方が心地良い。それは、店主のダイキがこだわるポイントでもある。

「時計って飲食店に置かないんですよ、普通。ただ、僕としてはここにすごくこだわりたくて。

時間を確認するっていう誰もが必要だからする当たり前の動作すら、お店をたのしんでもらう一部にできたらなって思うんです」

店の入口、誰もが目線を向けるフレンチアンティークの時計。たしかに機能以上に可愛らしくて、窓際の日差しが目に優しくて、クリーム色が打ちっぱなしの空間に表情を加えていて。

いつもの人も、初めての人も、ここを訪れた日を愛おしく思える。そんなお店が早くも形になっているんだ。

「我ながら、ええ店やなあって思いますね(笑)」

気さくな笑みを浮かべて、今日もダイキは1人ひとりを待っている。

 

DAY COFFEEにて、僕らの友達とフリーマーケットを開催

吐息が白くなり、日中もマフラーに包まれて街を歩く11月末。今回取り上げたDAY COFFEEにて、オンラインフリーマーケット<FabRelation>と共にフリーマーケットを開催します。

チトセも過去に登場した僕らの友達と共に、服や雑貨を販売。コーヒーを片手に、じっくりと服を見るひとときをたのしみましょう。

みなさんのご来場を、心よりお待ちしています!

イベント名:FLEA MARKET FabRelation with Chitose magazine

出店者:FabRelation( @fab_relation )、シュン( @shun_booooy )、ユウスイ( @yuuusui )、エイジ( @mjeiji )、キョウヘイ( @kyoheiokada

日時:2021年11月28日(日) 12:00〜18:00

場所:DAY COFFEE 

住所:東京都品川区西五反田4-4-23

概要:各出店者による服や雑貨などユーズドアイテムの販売

 

※撮影時のみマスクを外しています

 

今回訪れた場所

■DAY COFFEE(デイ コーヒー)

住所:東京都品川区西五反田4-4-23

Instagram:@daycoffee_tokyo

※営業時間や定休日などは上記Instagramのご参照をお願いします。

 

 

記事の創り手について

■アイカワ “ivy” ヨウヘイ - 取材・執筆

とにかく深く、そして、いつの間にか、広く。なにかを突き詰めていくと、ファッションなら音楽や映画、料理ならお酒、というように、いつのまにか他の分野まで興味が広がって、結果それが豊かさに繋がる、と考えています。好きなことは好きなだけ。時間も労力も惜しまず、深く掘り下げて、みなさんの豊かな日々のお手伝いができれば幸いです。

Instagram:@ivy.bayside

 


■シュン - 撮影・編集

チトセの代表と編集長、カメラマンを務めています。“僕らがたのしく生きるために” をテーマに、親しい友人から話を聞いているような、そんな等身大のメディアを目指して。「楽しいから楽しむのではない。楽しむから、楽しいのだ。」という言葉を大切に日々を生きています。

Instagram:@shun_booooy

 

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