【ハローさんのプレイリスト 21年3月】日本の女性アーティスト ベストトラック

僕らが過ごす時間のなかで、音楽は暮らしを豊かにしてくれる欠かせない要素の1つだ。

楽しいとき、悲しいとき、コーヒーを飲むとき、運動をするとき。色々な気持ちやシーンに音楽は寄り添う。

その1つひとつにぴったりと合った曲を聴くことができたら、その時間はもっと有意義で、豊かなものになるんじゃないかな。

けれど、星の数ほどある音楽のなかからぴったりの曲を見つけるなんて至難の業なんじゃないか…?

そんな僕らに、シーンに合った音楽を教えてくれるのがハローさんだ。

インスタグラムで数々の音楽を紹介している彼は、そのセンスと音楽への愛情で魅力に溢れた素敵な選曲をしてくれる。

さあ、今回はどんな曲に出会えるんだろう。さっそくハローさんに教えてもらおう!

 

最下部に今回のプレイリストを載せています。ぜひ最後までたのしんでくださいね!

 

 

21年3月「日本の女性アーティスト ベストトラック」

3月8日は『ミモザの日』。女性に感謝を伝えるイタリアの記念日「Festa della Donna(=女性の日)の別名です。イタリアでは感謝を込めて、身近な女性にミモザを送るんですって。

さて、今回のプレイリストは、女性ヴォーカルにフォーカスをあてた楽曲を選曲しております。甘い楽曲もピリッとした楽曲も人生を歌う楽曲も、バリエーション豊かに揃えて。

性別問わず、チトセ読者のみなさんに届きますように。

 

1. 月曜9時のおままごと - 南波志帆

キュートが止まらない南波志帆さんの一曲。オープニングは完璧な滑り出し!

転げる気持ちを表したような、一度聴いたら耳から離れないイントロからもう最高。

南波さんは15歳という若さでデビューされ、山口一郎、秦基博、堀込高樹…(敬称略)書ききれない名だたるアーティストたちと作品を制作しています。

また、おしゃべりが本当に素晴らしくて、自身のラジオ番組ではこれでもか! と毎日素敵なアーティストがやってきます。

まずはクリエイター達を虜にする歌声を、ぜひおたのしみください!

 

2. あまのじゃく(feat.関ロシンゴ) - ASOBOiSM、関口シンゴ

“らしく” という言葉が胸にくるんだよな…。ラッパーというだけで強く見えたりするけれど、人それぞれ違うんです。

インタビューを拝見しましたが『ASOBOiSM』さんは「全然そんなことないです、弱小です」なんて言葉にしていて、リリックはもちろん、嘘をつかない自分らしさを大切にされている方。

『ovall』(オーバル)で活躍する関口シンゴさんとタッグを組んだ、とてもスムースな一曲。メロディーが心地良く響くのは、ラッパーになる前のシンガーソングライターとしての活動が効いてるのかも。

 

3. Love Your Love - 竹内アンナ

私ハローはデビューEPのときから聴いております!

ずっと昔の渋い音楽性と、大学生らしくフレッシュなポップさが同居しているのが好き。京都のシンガーソングライターです。

僕が以前やった一曲プレゼント企画で、「気になる人とデート前に聴く曲」というテーマでお答えしたのもこの曲。

背中をぐっと押してもらえるお気に入りの一曲になりました! と言ってもらえて、そんなエピソードも含めて好きなんです。

ちなみに、キラキラしたなかに、途中で出てくるラップがめちゃくちゃカッコいいので、聴いてみて!

韓国の音楽も好きな『竹内アンナ』さん、次の曲への繋ぎも意味があるのです。

 

4. Cherries Jubiles - YUKIKA

あれ、日本のプレイリストって言ってるのに韓国語…? でも、最近人気も高まってる80年代の日本のシティポップっぽい感じもするしな…。

疑問がいっぱいなこの一曲は、実は日本人のシンガーが歌っているんです!

韓国で人気の『YUKIKA』の本名は寺本來可さん。日本でモデルや俳優の活動をした後、韓国のオーディションを受けたところから人生は一変!

韓国の若者の街、弘大(ホンデ)を中心に、アンテナを感度高く張っている方にとても響いているのが日本のシティポップ。

この逆輸入的な聴き方が、とってもたのしく刺激的!

 

5. クリームソーダLove - Negicco

『Negicco』は、歴史を塗り替えるような新潟発ご当地アイドル。

なんと、メンバーの全員が結婚してもなお活動は続いていく、これまでにないアイドル像を築き上げていっています!

ファンが減るなんてとんでもない、むしろ祝福ムードで応援する熱は高まっているんです!

アクセサリー作家を兼業したりブランドを立ち上げたり。当たり前だけどそれぞれに人生があって、人生は誰のものでもない! を体現する素敵なユニットです!

後押しするクリエイター陣も最高!

 

6. 終わりのない季節 - Minuano

ここでちょっとピリッとしたエッセンスを。

ハローの大好きなジャンル “MPB”(Música Popular Brasileira:ブラジリアン・ポピュラー・ミュージック)=ブラジルのポップスをふんだんに取り入れたユニット『Minuano』。

もし、このジャンルが好きな方がいたらご一報ください! それくらい大好きな音楽です、優美な空気がすごいでしょう?

 

7.やわらかな夜 - Orange Pekoe

夜を感じるこの色っぽさよ…。

ジャジーな雰囲気を醸し出すサックスも、ギターもブラシで叩くドラムもすべて揃っているのですが、このイントロから妖艶で印象的な音の正体は “ビブラフォン”。

要は鉄琴なのですが、鍵盤の真下に筒がついていて、蓋を閉じたり開いたりするファンが回っているのです!

足元でスイッチを入れながらビブラートをかける、とってもセクシーな音の出る楽器。

自分も作曲するときに、たくさん参考にさせていただいた2002年の名曲です。あ、そうそう、星野源さんが叩くのは、マリンバ。

 

8. あおぞら - 椎名林檎

人生の酸いも甘いも噛み分けたようなカッコよさや、セクシーな印象が強い『椎名林檎』さん。

アベンジャーズを彷彿とさせる『東京事変』も無敵のカッコよさ。ただ、こんなにもチャーミングな楽曲がちらほらと作品のなかにあるんです。

そのなかでも前曲の繋がりを考えて選曲したかったのが、この<あおぞら>。

入院している友人に宛てて書いた、少し胸にずしりとくる歌詞なのですが、青空を思い浮かべるような可憐なメロディーと、トランペットの明るさに口笛。

このバランスがなんとも好きなんです。ノイズがときどき入ってるのを、みなさんはどう捉えるだろう…。

 

9. さわやか会社員 - 相対性理論

 

あおぞらのリズムを受け継ぐように、ゆったりボサノバのようなリズムから始まる一曲。

「さわやかサンシャイン→まじめな会社員→あんしん公務員→夜中も見廻り警備員」

なんなんだろう、この言葉選びの素敵さ。

毎日飽き飽きするほど耳にするワードがたくさんで、身近にあることを歌う曲なのに、サビはサンバのようなリズムで浮世離れしてるような。

〈相対性理論〉の世界観にどっぷりと浸れる、2009年大名曲の1つです!

 

10. どうせなら雨が良かった - DADARAY

えげつないフレーズが本当にたくさん出てくるのに、さらっと表現してしまうのが『DADARAY』。

Aメロは早口でまくしたてて、Bメロでちょっと落ち着く演出も、リスナーはジェットコースターに乗ってるみたいにドキドキできちゃう音楽体験。

ピアノソロも、休日課長さんの最後のベースも、頭のこんがらがるフレーズも聴きどころ。

このこんがらがる現象、気になる方は “ポリリズム” で検索!

 

11. 夏夜のマジック - 土岐麻子 

みなさんご存知、夏といえばこの曲を思い浮かべる方も多い一曲!

土岐さんのスムースな声は夏夜のマジックとの相性抜群。最初のコーラス一発で、誰もが感じるはず!

川谷さんが花火大会の会場なら、土岐さんはちょっと都心の街中をイメージさせるような。

声の印象だけで情景もちょっと変わって見えたんです。素敵なカバー、アレンジは『Shin Sakiura』。

DADARAYから繋がって、今回のプレイリストでは川谷絵音さんの作品を2曲選曲しました。

 

12. Summer Rains - Memorecks、ぷにぷに電機

ぷにぷに電機。ぷに電。インターネットを中心に活動しているシンガー/プロデューサーです。

空気を纏った、ただならぬしっとりした歌声の彼女は元ジャズシンガー。

国内はもちろんのこと、海外の方々にとても人気のある日本の歌謡曲やポップスを、ダンスミュージックとして再解釈するインターネット発の新ジャンル “Future Funk” でも引っ張りだこ。

ワールドワイドに活動されてるアーティストの1人。カナダのビートメーカー『Memorecks』が作る最先端な機械的なイメージ×人の声のあたたかみの掛け合わせに魅了される一曲。

 

13. Ruffle - 辻林美穂、sacaikumi

勝負は一瞬でついた。

じゃっ! というピアノからの、ドラム、エアリーな声が入ってきた瞬間に分かったやつです!

ああもう、頭抱えるほど良いんだよな…。

不思議なもので、『辻林美穂』さんの音楽は、視覚でもたのしんでるような錯覚をするほど。次々と景色を変えながら、1枚1枚ページをめくるのがたのしみになる感覚。

ちなみに、デュオの相手『sacaikumi』さんは、アートディレクター&デザイナーで、なんと本業はボーカリストではありません!

そんな彼女が紡ぐ言葉のなかから、お気に入りを1つ紹介。

「夢見た毎日を丁寧に思い出に変えていこう」

 

14. ハニーメモリー - aiko

気がついたら、後半は畳み掛けるように切ないプレイリストになっております! 『aiko』『作品のなかでも最も好きな曲の1つが、2020年に塗り替えられました!

一見すると切ない内容な気がするんだけど、重たい悲壮感があまりないんです。むしろ、希望まで感じる!

3拍子のリズムがそうさせるのか、気がつけば自分のお気に入りプレイリストにもたびたび登場するようになりました。

aikoファンの間では、歌詞の部分で大きな変革を感じたみたい! ぜひ教えて!

 

15. 瑠璃色の地球(「この地球の日々たちへ」バージョン) - 手嶌葵

この連載を担当してくださっている、チトセメンバーさかもっちとのディスカッションのなかで「昔のアイドルが入ってきても素敵ですよね〜」という話をしたのですが、残すところあと2曲!

まあ出てこない(笑)。瑠璃色の地球は松田聖子さんの楽曲なのですが、ここも珠玉のカバーが入る!

心が穏やかに、丸くなっていくような一曲です。吐息混じりの声、ピアノと上品な弦楽器たち。名曲はいつまでも色褪せない象徴だと思っています。

 

16. 明日は、 - 羊毛とおはな

自然に涙が出てきちゃうかもしれないよね。

こんなにあたたかな曲、そうそう出会えない。

気に入った方は、おうちをカフェ気分にして聴いてもいいですし、気持ちを癒すために聴いてもいいですし。

ボーカルの千葉はなさんはもうこの世にはいないのだけど、宝物みたいなたくさんの楽曲を残されています。

3月のプレイリストはこれでおしまい。お気に入りの一曲と出会えますように。

 

プレイリストが僕らの暮らしを彩っていく。 

 

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ハローさんのプレイリストを100%たのしむポイント、それは “シャッフルせずに最初から聴く” こと。

曲の終わり方も含めた “繋ぎ” を大事にして、全体の流れを考えて作ってくれている。

音楽のたのしみ方に、“文脈” があることを感じながら、ぜひ1曲目から味わって聴いてみてほしいな。

来月はどんな曲に出会えるんだろう。新たな音楽に触れることができるその日を楽しみに、今日も1曲1曲を味わおう。

 

僕らの友達について

インスタグラムとテレビ番組を中心に、国境も時代もジャンルも飛び越えて、あなたにぴったりな音楽を紹介しています。チトセ読者のみなさまへ、ばちっとハマるようイメージを次々と膨らませつつ、逃さないようにと、とてもたのしいひとときでした! プレイリスト作りは、曲順にストーリーや意味合いが込められるのがとても楽しいところ! ぜひコメントと合わせてどうぞ。

Instagram:@hello_musiikki

 

 

記事の創り手について

■サカモト タクミ – 取材・執筆

服や音楽、キャンプにバイク、興味のあるものは数知れず。“”好き” と “知りたい” の幅だけ人生は楽しくなる、そう考えています。読者の方にもそう感じていただけるよう、自分が好きと思うものはとことん、まだ知らないものはじっくりと、人生が豊かになるような記事を自分の言葉と感性でお伝えしていきます。

Instagram:@sktt99

 

■シュン - 編集

チトセの代表と編集長、カメラマンを務めています。“僕らがたのしく生きるために” をテーマに、親しい友人から話を聞いているような、そんな等身大のメディアを目指して。「楽しいから楽しむのではない。楽しむから、楽しいのだ。」という言葉を大切に日々を生きています。

Instagram:@shun_booooy

 

 

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