SENDAGAYA MARKETで、アートがある日々を始めてみませんか。

「君の好きなアート作品は? もしくはアーティストは?」

お気に入りの服や音楽、カフェは数あれど、この質問をされたらなんと答えよう。決して興味がないわけじゃない。

むしろ、触れるきっかけなら多い。ギャラリーや美術館を訪れる、ふと立ち寄ったカフェに飾られていた絵に目を奪われる、ポスターの名画が頭から離れない...etc。

ただ、そうして偶然出会ったアーティストや作品の名前を憶え、展示情報を追いかけ、いつしか暮らしの一部になるといった “関係性” を作ることが難しいように思う。

感性を揺さぶるアートと出会い、作品との関係を生み出す場所。そんな場が、東京は千駄ヶ谷にある。

アトリエ『Studio Blanche(スタジオ・ブランシュ)』内で開催されるイベント<SENDAGAYA MARKET>だ。

 

創り手たちと対話できる場

左からStudio Blanche監督の北野さん、同代表取締役社長の戸川さん

SENDAGAYA MARKETは、様々なアーティストやブランドに表現の場を提供するイベント。

もともとメンズウェアブランド<INFLUENCE>を手掛けていた戸川さん。ブランド展開のなかでアーティストとコラボ商品も作るようになり、そのためのアトリエとして構えたのがStudio Blanche。

コラボレーションを通して繋がったアーティストやブランドの作品に直接触れられる場として、SENDAGAYA MARKETの屋号を掲げ不定期で開催している。

2度目の開催となる今回は、オンラインギャラリーの『play8hours』、メンズウェアブランドの<benchmarkingshirts>、<katz>の合同ポップアップ。

創り手の聖域・仕事場であるアトリエは、なかなか普段足を踏み入れることがない。だからこそ、この場で直接アート作品やアパレルアイテムに触れられること、そして創り手と話すことは、作品の魅力をより深く知ることに繋がると思う。

SENDAGAYA MARKETはまさに、アートに肌で触れることができる場だ。アートをより身近に、より長く付き合う術を知りたいと思った僕たちは、SENDAGAYA MARKETが考えるアートとの付き合い方を3つの視点で聞いた。

 

SENDAGAYA MARKETで考える、アートとの付き合い方

「見る」

なんだかんだ、ナマで見れるというのはそれだけで価値がある。音楽も服も同じように。当たり前のようでいて、とても大事なこと。

「KOTA KAWAIさんというアーティストの作品で、チェアにTシャツを貼り合わせた1点モノです」興味津々に見ていると、北野さんが声をかけてくれた。

写真よりも実物を。モノによっては手に取ることだってできる。質感、大きさ、作品の細部。見れば見るほど興味が湧くから不思議だ。

特にStudio Blancheが特徴的なのは、まるでアート好きな人の部屋にお邪魔したかのように、ごくさりげなく、空間のインテリアとして存在していること。展示を見に行くというよりも、偶然素敵なものを見つけたかのような新鮮さがある。

「椅子として家に置いて、単純にカッコいいですよね」

先入観を抜きにした感覚で作品と向き合えるのは、やはりこの距離感だから。作家やスタッフから詳細を字面ではなく会話として聞けるからこそ、作品と心の距離が縮まるのを実感できる。

「買う」

絵を買う、アートを買う。こういうとなんだか凄くハードルが高い気がしてしまうけど、大好きなものを手元に置くという意味では、僕らにとって慣れ親しんだ買い物と一緒なんだ。

例えばたまたまショップで一目ぼれしたシャツについて、たっぷりお店の人から話を聞いて、気がついたらそのデザイナーのファンになっている。バックグラウンドや製造過程にも興味が湧いてくる。

これがアート作品に対して起きたとしたら。着る日が楽しみで仕方ない、眺めていたい。そんな服があるように、その作品と共に過ごす毎日が始まる。

さすがにいきなり原画を買うのは気が引けるとしても、アーティストコラボならそれほど気負わずに手を出せる。

Studio Blancheや今回出店しているKatzが手掛けているアーティストコラボは、それぞれ作り手同士が意思を通わせた “作品” 。

だから、ただボディに作品を印刷したグッズとはわけが違う。作品の意図や世界観、ストーリーに至るまで、理解したうえでコラボモノを買うのって、入口としてすごく良い体験だ。

「通う」

美術館で見た素敵な絵が一期一会に終わってしまう。寂しいけど、現実としてそういうことは多い。

そのアーティストの個展に後日足を運んだり、作品が更新されるたびに追いかけたり、そういう機会に恵まれて初めてアートとの “関係” が生まれるように思う。

「普段は東京でアウトプットの場を持てない地方のアーティストもピックアップしています。ここでたまたま目についたり、手にとったりして、そのアーティストを追うきっかけになれば」

アトリエでより身近に作品を感じられる場であるからこそ、関連するアーティストや過去の作品について話を聞くこともある。好みの楽曲に出会うとき、音楽好きな友達から新しい音楽に出会うように。

その後も思い出すきっかけがある場所であることこそ、SENDAGAYA MARKETの魅力だ。

 

アートがある日々を始めよう

例えば新しい部屋。ベッドから起き上がって目に入るのが、電源の切ったテレビや脱ぎ散らかした服ではなく、この間一目惚れしたアーティストの作品だったら。

買うときにアーティストから素敵な話をいくつも聞いたけど、作品と共に毎日を過ごせば、きっと僕らなりのストーリーも生まれるはず。

そんな日々の入口として、Studio Blancheのドアが空いている日。SENDAGAYA MARKETに出かけてみてはどうだろう。

 

SENDAGAYA MARKETの次回開催は12月26日(日)。厳選された古着やヴィンテージのロレックス、日本未発売のカレッジスウェットなどが並ぶそう。近くに立ち寄った際にはぜひ。

日時:12月26日(日) 12:00〜19:00

場所:Studio Blanche

住所:東京都渋谷区千駄ヶ谷3-52-5 205号室

 

Space_Studio Blanche

Interview&Text_Ivy

Photo&Edit_Shun Shimizu

SENDAGAYA MARKETで、アートがある日々を始めてみませんか。